研究室で勉強したこと
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研究室で勉強したこと... 昭和63年4月~平成元年3月まで、茂澤研に在籍していました。 その間に、パソコンと機械(メカ)のインターフェースについて勉強しました。 卒研やってる頃は、正直言ってあまりピンと来ませんでしたが、卒業して、就職してからは、メカは制御により動いていると言うことが実感として分かり、後からちょっとかじっておいて良かったなと思っています。 卒研のテーマは「GP-IBによる自動計測装置の開発」と言ったようなテーマだったと思います。早い話が、デジタルマルチメータで計測-収集した測定値をGP-IBで接続されたパソコンでで集計する!というソフトを作りました。パソコンは、富士通のFM16β(懐かしい!16ビットパソコン、GP-IBカード付き)を使用し、F-BASICを使って作りました。 データ収集メニューは、ウィンドウ形式で表示されるもので、当時の大学生が作ったソフトとしては、まあまあかな?と思います。 2月3月は、毎日夜遅くまでソフトの作成と、論文の作成をしていました。卒論自体はもう持っていませんが...(誰か持ってるのかな?)もし、何処かにあったら...ちょっと読んでみたいと思います。(一生懸命に文を作ったんだから!) 「インターフェース」という言葉を始めて聞いたのも(使ったのも)この時です。今では仕事柄、いつも使っていますが、この頃は初めて聞いたので、正直言ってよくわかりませんでした。(今でもなんとなくだったりして...) それから、「パソコン」に真面目に触れたのも、研究室が最初でした。今では、身の回りに当たり前に置いてありますが、当時はまだまだそれほど普及していませんでした。友達でNECのPC9801を買っても、DIRと一太郎しかすることが無いとか...そんな人がいる時代ですから...まだWINDOWSが出る前のパソコンです、でも当時MS-DOSをちょっとかじったので、それが今でも若干役に立ってると思います。(当時買ったMS-DOSの本をまだ持ってるぞ!) キーボードのアルファベットを覚えたのも、卒研がきっかけでした。確か...くまさんが「ブラインドタッチを1日で覚える本?」とか言うのを持っていて...それには、パブロフの犬になったつもりで覚えよう!とかいてあり、バカ正直にそれを読んで、実行したら、ほとんど1日で覚えてしまったという嘘のようなホントの話も有りました。キーボードを覚えてしまったら、パソコンに対して拒否作用が無くなり、すんなりは入り込むことが出来るようになりました。山崎さんの作ったキーボードタイプの練習ソフトも我々を燃えさせました。(今でもあるのかな?) あと...山崎さんがへんてこりんなゲームを沢山作ってくれました。ゲーセンで「テトリス」がはやれば...あんなロシア人に作れて俺が作れないわけねーとか言って作ってしまうし...「ご存知変態夏目のチンチロリン」とか...(知ってる人しか知りません!)「信長の野望」の改造版等、我々の闘争心をあおるゲームを沢山作ってくれました。 結局、1年間、いろんな事をしてましたけど、卒研は今の仕事をする上で、結構役に立っていると思います。 チャンチャン! |