今から10年くらい昔の夏のことです。
我々日大工学部 機械工学科
茂澤研に所属している、「せいちゃん」「ながしま」「どんごろなつめ」「NAGAKEN」「やまざきさん」の五人で翌日、猪苗代湖に泳ぎに行く計画を立てることになりました。
そこで、我々は、せいちゃんのアパートに集合することになりました。
私「NAGAKEN」と「やまざきさん」は「酒」をゲットするため、酒屋に行き、「ブラックニッカ」を2本購入し、せいちゃんのアパートへ向かいました。
買い出しの途中、「いけだ」のアパートにより、いけだを迎えに行きましたが...かれは事情があり、すぐにくることは出来ませんでした。(詳細は、いけだくんの許可を得てから載せるかも...しれません。私の記憶では、花火がキーワードだったような気がします。)
そしてこの5人のメンバーで、翌日の計画を練るべく酒盛りが始まりました。
そして...2~3時間くらいたち、いけだくんが、えさを持ってやってきました。
じゃせっかくだから、いちのさわ君も呼ぼう!!!ということになり、電話をかけました。
誰が電話をしたか...もう忘れましたが、その時の会話はしっかり覚えています。
PURURURUR...GACHA
いちのさわくん>はい、いちのさわです。
でんわのひと>いちのさわさんですか...? どーねんのものですが...
いちのさわくん>は?...ハイ!(チョーウルトラ緊張状態)
でんわのひと>夜分すみません。これから酒をもって、せいちゃんのアパートに来なさい。
いちのさわくん>エッ...ハイ!
でんわのひと>直ぐにくるんだぞ。いいな!
いちのさわくん>なに...おまえだれだ...????だろ!!!
という会話がありましたが、彼はすぐに愛車の130Zに乗り、すっ飛んできました。
手にはしっかり「BOSTON CLUB」を握り締めて...
それからまた酒盛りが続けられ、深夜となりました。
みんなベロンベロンに酔っ払い、いちのさわくんは帰るといいました。
ところが彼は愛車の130Zの鍵を閉じ込めしてしまい、車に乗れませんでした。
仕方が無いので、いちのさわくんは長い長い日大通りを歩いて帰りました。
次の日の朝、いちのさわくんが目覚めると、玄関にガソリンスタンドの旗が置いてありました。
かれは二日酔いの頭で一生懸命思い出そうとしたけど...わかりませんでした。
そして...
かれの後輩からおかしな話を聞きました。
それは...
「いちのさわさん、昨日の夜、日大通りの真ん中を、旗を振りながら歩いていましたね!
でもあんまり楽しそうに歩いていたので、声をかけられませんでした。」
我々は次の日当然、二日酔いのまま猪苗代湖に泳ぎに行きました。
その話はまたべつの機会に...
いちのさわくんは、学生時代、フェアレディーZに乗っていました。
郡山市は冬、雪が降ったり、路面が凍結したりします。
従って、スパイクタイヤが必要でした。(当時はスパイクタイヤOKでした。)
この話は、いちのさわくんが、裏磐梯猫魔スキー場へスキーに行ったときのことです。
いちのさわくんが車を運転していると...後ろのカップルが、Zを指差して笑っています。
何だろう?
と思いつつも彼はバックミラーを見ながら運転していました。
そして信号待ちで停車した時...彼には女の子が言っている言葉の意味が分かりました。
「あのZ、タイヤが奥に引っ込んでいる。かっこワルーい。UFOみたい。」
ショック!!!
しかし、それでもめげずに猫魔スキー場に向かいましたが、残念ながらZ+スパイクタイヤでは最後の坂を登りきることが出来ず、無念のうちにアパートまで引き返しました。
彼は今、パジェロに乗っています。